地震・津波想定の避難訓練を行いました

 　本日、地震・津波想定の避難訓練を行いました。今回も春の火災想定時の避難訓練と同様、事前に実施日を告げずに、より現実に近い形でおこないました。しかも今回は３時間目と４時間目の間の休み時間に地震が起こる設定で実施し、全員が教室にいるわけではない状況で、個人個人がどのように安全を確保するのか？が問われる訓練となりました。

　今年度は、地震後に大津波警報が発令された想定で、柏台まで逃げる時間がないということで、本校の屋上に避難しました。

屋上での講評が終わった後、今年度は町役場総務課、防災課担当の方をお招きして、新ひだか町に関わる防災の現状について講話していただきました。

　新ひだか町に関わる地域は、過去の地震・津波の発生から数百年経過しており、かなりのエネルギーが蓄積していること、もしこの力が解放されれば、静内川近辺には７ｍ近い津波が押し寄せる恐れがあることがわかりました。

　この体験を通して、もしもに備えて準備していくことが大切であることが分かったと思います。各家庭では、この機会に「もしもの時」にはどこに逃げるか？など家族での約束などを決めておいていただきたいと思います。

　なお、明日には、今回の避難訓練をもとに家族で約束したことを書き込める用紙や、役場から提供された「防災食」を配付しますのでご活用ください。